top of page

sorto&nodo

  煩悩108

 

 2007年カンヌグランプリをとった”殯の森”そして昨年公開された”二つ目の窓”やCMの録音/mix、さらに2009年パリルーブル装飾博物館で展示された”花の屍”の12ch surround作品の制作、さらにはPA関係のengineer等、音に関して全て行うfield recording engineer AOが作ったunit,sorto&nodo.

 

 2008年山形龍岩祭で突発的に出来、2011年から本格的にLIVE/制作活動を始めた。

PAengineerとしても一緒に活動しているunit"sorto&nodo"の1st albumがついに完成。

 

 その音楽のbaseはelectronica/dub technoだが、音楽とは別の要素、いわゆる効果音を音楽の一部の要素としてmixしていく手法は、AO夫婦がこよなく愛する90年代のENIGMA,ORBの影響が見え隠れするものだ。

 音楽部分はAOが担当、field recording engineerであるAOの録音した膨大なsound effectや芝居などの仕事でsound designした音の断片をyasがchoiceし、一見音楽のkeyなどとは無関係な素材を、まるでsynthを使っているようにmixしていく。その結果楽曲だけでは作れない音が出現してくる。それがsorto&nodoの音。mix手法はまるで映画のよう。1曲1曲がshort filmみたいなmix。これもsorto&nodoならではの音。2014年カンヌ映画祭に招待された時にniceで録音した音源も多く使われている。

 

 今回のalbumは形はCDだが、実際は表面に張り付いているSD cardがmain、ここには非圧縮の96k24bit wav fileがはいっている。CDでは表現出来ない音を是非ともPCに入れて聞いて欲しい!

 

bottom of page